お風呂のあとも、ハーブはつづく。

お風呂のあとも、ハーブはつづく。

9月に入ると、夕方のお風呂上がりに吹く風に、ふと秋の気配を感じる日が増えてきます。

今月、スタッフの三島さんは飛騨で開催される「全国薬草フェスティバル」の準備で大忙しです。バックヤードから漂うハーブの豊かな香りと、作業する姿を見ながら、岐阜 各務原の恵みの湯でも毎月恒例の「モアハーブデー」がやってくるのを感じています。

三島さんのコラムを読む

 

8月下旬の某日、突然このコラム執筆の依頼が舞い込んできました。

私は今年の4月に入社したばかりです。
何を書いたら良いのか、悩むところですが、これまでの自分のお風呂やハーブに対する気持ちの変化について、9月以降のモアハーブデーを交えながら、書いてみたいと思います。

どうか、あたたかい目でお付き合いいただけたら幸いです。

入社したての頃、ハーブは「お風呂で楽しむもの」でした

私にとって恵みの湯のハーブは「お風呂やサウナで楽しむもの」でした。

サウナ室でジュワッと蒸気が立ち上り、フレッシュなハーブの香りが空間いっぱいに広がる瞬間。深く息を吸い込むと、自然と肩の力が抜けていくあのお風呂の時間は、特別です。

ただ「汗をかいて身体を洗う」だけなら、どこのお風呂でもできるかもしれない。

けれど、恵みの湯で働くようになってから、「お風呂に入ってサッと帰るだけの時間を、もう少しだけ自分をいたわる時間に変えられないか」と考えるようになりました。

もともとお風呂は大好きなので、ここで働くうちに“お風呂=自分をいたわる時間”という感覚が育ったのかもしれません。

 

お風呂から上がったあとも、ハーブは終わらない

そして現場で過ごすうちに、もうひとつのハーブの楽しみ方に気づいたんです。「恵みの湯のハーブ体験は、お風呂から上がったあとも終わらない」ということです。

そう思うようになったきっかけが、最近バックヤードでよく目にするめぐみの食堂のメニューの試作と試食の風景でした。

いま食堂チームでは、今月のモアハーブデーに向けた新しいメニューづくりが進んでいます。

バックヤードを通りかかると、出汁のいい香りと香ばしいハーブの香りが混ざり合って漂ってきます。「お風呂上がりに食べたとき、どう感じるか」を一番に考えて、香りの強さや出汁とのバランスをスタッフたちが何度も真剣に調整していました。

外側からほぐれた身体に、内側からじんわり

お風呂でしっかり身体をほぐしたあと、火照った身体のまま食堂の席につく。

出来上がった温かいお料理から立ち上る湯気を浴びながら、一口ふくむ。

ハーブの香りがふっと鼻に抜け、そのあと追いかけるようにお腹の底からじんわりと温かさが広がっていく。

お風呂で外側からほぐれた身体に、今度は食を通して内側からじんわり染み渡っていくような、静かで贅沢な時間があります。

これから秋が深まり、朝晩の空気がひんやりとしてくると、温かい食べものが一段と恋しくなりますよね。

これからの季節は、「食堂で内側から温まる」ひとときが、恵みの湯で過ごす時間をいっそう心地よく、特別なものにしてくれる気がしています。

「お風呂に入って終わり。」にはしない。
これが「私にとって」の次回以降のモアハーブデーの裏テーマかもしれません。

今月のモアハーブデーは、ぜひお風呂上がりにそのまま食堂へ。
外側と内側、その両方からハーブで満たされる感覚を、ゆっくり味わっていただけたら嬉しいです。

 


岐阜の「薬草」が主役のMore herb day

今月は、岐阜の「薬草」が主役です。
9月12日(土)〜9月23日(水)の12日間、イベント「More herb day -岐阜薬草で温まる-」を開催します。

開催概要

  • イベントMore herb day -岐阜薬草で温まる-
  • 日時2026年9月12日(土)〜9月23日(水)
  • 場所恵みの湯(岐阜県各務原市鵜沼各務原町2-68)

今回は「なんとなく気になる」から一歩踏み込んで、岐阜の薬草の歴史や、その奥深い魅力をしっかり体感してもらうための仕掛けを多数準備しています。

さらに今回は、岐阜の薬草文化を届ける「飛騨薬草フェスティバル」とも連携。
地域の垣根を越えて、薬草の魅力を一緒に発信していきます。

「薬草って、こんな楽しみ方があったんだ」と感じていただけるような仕込みを進めていますので、ぜひご期待ください。
詳細は追ってSNSにて、お知らせします。


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この記事を書いたスタッフ

オカド

名古屋市出身。今年の4月から「恵みの湯」で働いています。お風呂と美味しいものを食べることが大好きで、サウナは現在絶賛勉強中。

仕事を通して温浴やハーブの奥深さに触れるうちに、道端のハーブが気になったり、他施設の運営に目がいったりと、日常の視点が変わりつつあります。基本はインドア派ですが、興味を持ったことはとことん調べ尽くすタイプ。

地域におけるサードプレイスとしての温浴施設のあり方や地方創生に向き合いながら、岐阜・各務原での理想の施設像を模索していきます!

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