アウフグース?リチュアル?ウィスキング?サウナの話と、摘みたてハーブのリトリート

アウフグース?リチュアル?ウィスキング?サウナの話と、摘みたてハーブのリトリート

「…フラッと入るサウナは好きだけど、ウィスキングとかアウフグースのイベントって、なんだか上級者の世界っぽくて」

「アウフグース、リチュアル、ウィスキング、…聞き慣れない言葉ばかり。」

「サウナのことをもっと深く知りたいけど、どこから入ればいいのかわからない。」


店頭に立っていると、そんな声を聞くことがあります。

わかります。
私も働くまで全く知らない世界でした。

そこで今回は、11月に恵みの湯で開催する「Herbal Sauna Retreat」ハーバルサウナリトリートをきっかけに、サウナの基本をやさしくまとめてみました。

読み終わるころに「ちょっと恵みの湯のサウナイベントに顔出してみるかぁ〜」と思っていただけたら、うれしいです。


そもそも「Retreat -リトリート-」ってなに?

リトリートは、英語で「退く・隠れ家」という意味の言葉です。そこから、日常を少し離れて自分のための時間を過ごすことを指すようになりました。

こう聞くと、山奥の宿に何日もこもるような、大がかりなものを想像する方もいらっしゃるかもしれません。(実際にそういう旅のプランも!)

でも、本当はもっとシンプルでok。

 

スマホを置いて、仕事のことも家のことも、いったん脇に置く。
湯気と香りに包まれて、ぼーっとする。
それだけで、立派なリトリートです。

 

遠くへ行かなくても、数時間あれば「いつもの自分」から少し離れられる。恵みの湯の「Herbal Sauna Retreat」は、そんな時間をイメージしています。


テントサウナとサウナ室、なにが違う?

今回のイベントは、前半がテントサウナ、後半が館内のサウナ室で行います。
同じサウナでも、過ごし心地はけっこう違うんです。

 

テントサウナとサウナ室の楽しみ方
テントサウナは「キャンプ」みたい サウナ室は「おうち」みたい
屋外にテントを張り、中にストーブを置くスタイル。恵みの湯のテントサウナは薪ストーブです。 温度や湿度が安定していて、天候に左右されにくい
「セルフロウリュ」を楽しめます。もちろん恵みの湯なので生ハーブロウリュも。 水風呂や休憩スペース、シャワーがすぐそばにある
一歩外に出れば空と風。外気浴の気持ちよさは格別! はじめてでも勝手がわかりやすく、自分のペースで過ごしやすい

「まずは慣れた場所で試したい」という方には、サウナ室からがおすすめです。


♨️ サウナにもいろいろ。代表的な種類をざっくり紹介

ひと口に「サウナ」と言っても、実はいろいろな種類があります。代表的なものを、ざっくりご紹介しますね。

種類 熱さ・楽しみ方の特徴
ドライサウナ 高温で、湿度は低め。日本の温浴施設でよく見かける、いわゆる「サウナ」
フィンランド式サウナ 熱した石に水をかける「ロウリュ」で蒸気を立てるスタイル。温度はやや控えめで、しっとりした熱さ
スチーム・ミストサウナ 温度は低めで、湿度が高い。息苦しさが少なく、熱いのが苦手な方でも入りやすい
遠赤外線サウナ ヒーターからの輻射熱で温まるタイプ。じんわりとした熱さ
薪サウナ 薪ストーブで温めるサウナ。やわらかな熱と、炎のゆらぎ、木の香りを楽しめる

 

どれが正解、ということはありません。

「ちょっと熱すぎたな」と思ったら、次は別の種類のサウナを試したり、同じサウナでも入り方や座る場所を変えてみる。それくらいの気軽さで大丈夫です。


アウフグース、リチュアル、ウィスキングってなに?


アウフグース:タオルを振り回すダイナミックなパフォーマンスや強烈な熱波

アウフグースは、ドイツ発祥のサウナの楽しみ方です。
熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を立て、その熱気を熱波師がタオルで大きくあおいで、一人ひとりに届けてくれます。
タオルを振るパフォーマンスは、見ているだけでも楽しいので、はじめての方にもおすすめです。

アウフグースには世界大会(Aufguss WM)もあり、世界各国のトップアウフグースマスターがサウナ室で技術や演出力を競う国際的なエンターテインメントの祭典で、2026年大会はドイツの「Satama Sauna Resort & Spa」で開催されました。

 

いろいろなアウフグーススタイル

クラシック・アウフグース(伝統的スタイル)
音楽や派手な演出はなく、純粋に熱とアロマの香りを楽しむ昔ながらのスタイル。熱波師は基本のタオルテクニックを使い、正確かつ力強く参加者に熱を届けます。

ショー・アウフグース(エンターテインメント)
音楽、照明、衣装、ストーリー展開を取り入れた演劇のようなスタイル。熱波師がタオルを空中に投げたり回したりする高度な技を駆使し、参加者の手拍子や歓声で一体となって盛り上がります。アウフグース世界大会のメイン種目でもあります。

リラックス・アウフグース(ヒーリング)
静かな音楽や暗めの照明の中で行われる、癒やしに特化したスタイル。激しい熱波ではなく、ゆったりとした優しいタオルさばきで心地よい風を送ります。「リチュアル」に近いですが、主にタオルを使用する点が特徴です。

ハーバル・アウフグース
精油(エッセンシャルオイル)の代わりに、天然のハーブや白樺などの植物を煮出したお茶(または香りを閉じ込めた氷の玉=キューゲル)を使用するスタイルです。自然本来の深く豊かな香りを楽しむことに重きを置いています。


リチュアル:深いリラックスや癒やしを目的とした、ヒーリング要素の強いプログラム

サウナにおけるリチュアルは、世界各地の伝統的な沐浴・発汗儀式と、現代のマインドフルネスが融合して生まれたものです。
シンギングボウルやティンシャ(打楽器)による音の癒やし、香木、ヴィヒタがよく使われ、植物の枝葉や大きな扇を使って、優しく穏やかな風を空間に循環させます。

そのルーツと発展の歴史は、主にバルト三国やロシアで古くから行われていた、植物の束を使い、自然の精霊に感謝しながら心身を浄化する神聖な儀式。植物の香りや肌へのタッチングを用いる現代のリチュアルに大きな影響を与えています。

また、ネイティブアメリカンやメキシコなど、熱と蒸気を使ったシャーマニックな儀式も、精神性を重視するリチュアルの源流にあります。

サウナを単なる娯楽や温浴施設としてではなく、「自然回帰と魂の浄化を行う神聖な場」として捉え直した現代の癒やしの形がサウナリチュアルです。

 

ウィスキング:植物の束に包まれる時間

ウィスキングは、白樺などの枝葉を束ねた「ウィスク」(ヴィヒタ)を使って、体をやさしくあおいだり、なでたり、軽くたたいたりするものです。

 

ウィスクとヴィヒタの主な違いはこちら。

呼び名 言語・植物や目的のニュアンス
ヴィヒタ(Vihta) フィンランド語。一般的に白樺の若い枝葉を束ねたものを指すことが多いです。サウナ室に吊るして香りを楽しんだり、軽く全身を叩いて血行を促進したりします。
ウィスク(Whisk) 英語。白樺だけでなく、オークやユーカリなど、ロシア式やバルト式の「ウィスキング」で使われる多様な植物の束全体を指す総称として使われる傾向があります。

ロシアやバルト三国、あるいは国際的なサウナ用語としては英語由来のウィスクと呼ばれることが多いです。

ウィスキングは、北欧や東欧で古くから親しまれてきました。

「いきなり50分は不安…」という方のために、今回恵みの湯の「Herbal Sauna Retreat」では10分の「はじめてソロウィスキング」もご用意しました。
(私も受けたい!)


 恵みの湯ならでは。摘みたてのハーブを使うということ

今回のイベントのいちばんの特徴は、恵みの湯の自社農園で育てたフレッシュハーブを使うことです。


摘みたての葉を手でちぎった瞬間の、あの瑞々しい香りは格別。

限定メニューでは、採れたてのハーブを選び、ウィスクをつくるところから体験できます。
自分で選んだハーブが、その日の自分を包むウィスクになる体験をすると、もっとサウナやハーブのことが好きになりますよ。

採れたてのハーブを選ぶ

自分のウィスクをつくる

その日の自分を、植物の香りが包む


Herbal Sauna Retreatの開催概要

イベントは2つのパートに分かれています。

PART 1
テントサウナ&ウィスキング
PART 2
ハーバルアウフグース&リチュアル
11月7日(土)・8日(日)
恵みの湯 南隣 01FACTORY前
11月14日(土)・15日(日)
恵みの湯 館内サウナ室

 

 

▼イベントの詳細・ご予約はこちら

Herbal Sauna Retreat

 


サウナは、上手に入る必要なんてありません。
熱いと思ったら出ればいいし、香りを楽しむだけでもいい。
その日の体調に合わせて、無理なく楽しんでくださいね。

はじめの一歩は、10分のソロウィスキングや15分のハーバルアウフグースからでも十分お楽しみいただけます。

摘みたてハーブの香りに包まれて、ちょっとだけ日常から離れてみませんか。

11月に、恵みの湯でお待ちしています!

恵みの湯公式Instagram
@meguminoyu


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